tontonkota’s blog

膠原病になったから

涙のわけ

昨日の私はたくさん泣いた

病室からトイレまでの廊下

トイレの便座の上

お会計を待つ待合イス

病院の出口から駐車場までの道

車の中

スーパーの駐車場

自宅のベランダ

夫の腕の中

ずっと泣き続けていたわけではなく、あいだ間に涙がふと途切れて、また溢れてくる

結果、何度も何度も泣いた

つけたてのマツエクがポロポロ取れて、目も腫れて、今朝の私の顔はひどかった

泣いたりボーッとしたりしながら半日を過ごして、ふと思った

検査の結果シェーグレン症候群が陽性だったわけだが、何も今まさにこの瞬間にシェーグレン症候群になったわけじゃなくて、私の体はずっと前からきっとシェーグレン症候群だったのだ

その事実は変わらないのに、たまたま今日医師に告げられれただけのことであって、急に体調が悪くなるわけでは無い

何がこんなに悲しいのだろう。

私より若い夫がなんだか不憫に思う

妻に先立たれひとりで暮らす父親に、何とも申し訳ないような気持ちになる

この先起こるであろう身体の変化に恐怖を感じたからか

そもそも明日の私の身体の事など分かりもしないのに